太田州春
太田州春（おおた くにはる）は日本のヤクザ。太州会初代会長。
略歴
- 筑豊の炭鉱労働者であった。
- 1954年頃から、愚連隊太田グループを結成。
太田の統率力と胆力に目をつけた炭鉱経営者の代議士によって、現場監督をまかされるようになった。
- 1960年、太州商会を設立。
太田は炭鉱のみならず、クラブや飲食店の経営、用心棒、白タク、芸能興行など幅広い分野に進出してゆき経済的基盤を固め、また、「太州商会の抗争に手打ちなし」と言われるほどの妥協を知らぬ徹底的な抗争を繰り返して、ヤクザの激戦区である筑豊で確固たる地位を固めていった。
- 1973年、太州商会から太州会へと改称。
- 1981年、覚醒剤を韓国から密輸して全国に売りさばいて巨額の利益を得ていた九州侠友連合会と抗争。
- 1991年、総裁に退き、田中義人が二代目を継承した。
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