天野洋志穂

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天野洋志穂（天野洋志男、あまのよしお本名・金政基（キム・チェンキ） 1940年7月13日生）は日本の元ヤクザ。元指定暴力団・六代目山口組若中、天野組組長。

三代目山口組系菅谷組で組長・菅谷政雄の護衛を務める。
1981年、菅谷政雄が引退して菅谷組が解散、菅谷政雄の舎弟だった波谷守之の率いる波谷組に舎弟として加入。
1990年、波谷組と五代目山口組・弘道会との「山波抗争」終結後、初代宅見組に移籍、宅見組副組長を務めた。
1997年8月8月28日、宅見組組長・宅見勝が新神戸オリエンタルホテル4Fの喫茶店で、中野会傘下組員に銃撃され、搬送先の神戸市立中央病院で死亡（宅見若頭射殺事件を参照）。
1998年10月、宅見組二代目を入江禎が継承。
入江禎の宅見組二代目継承に反目した組長代行・天野洋志穂（天野会会長）、舎弟頭・東義生（東生会会長）、舎弟頭補佐・植木紀雄（一誠会会長）らが天野組を結成し組長に就任。
1999年3月、岸本組預かりを経て山口組直参に昇格。
同年12月、五代目山口組組長・渡辺芳則から盃を受けた。
2002年4月、二代目宅見組には加わらなかったが、「初代宅見組系」として天野組傘下組員が沖縄県で中野会副会長・弘田憲二を射殺し、宅見勝暗殺への報復をこなしている。
2008年、山口組から除籍処分を受け引退。天野組は解散。

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