三州理吉
三州理吉(さんしゅうの りきち)は幕末の侠客、博徒。高田屋一家。
略歴
- 小笠郡の人。
- 堂山竜五郎の子分。
- 堂山竜五郎が相良富五郎の子分由松という三下を殺し入牢したあと、跡目を高田屋亀吉が継いだが、理吉は亀吉と仲が悪かったため草鞋を履いだ。
川越人足の手首を斬り落とし密告され川辺の牢舎に送り込まれたが牢破りに仲間入りし脱獄する。
- 天保14年春、安東文吉に捕らえられ、出獄後は3年ほど文吉の客人となる。
再び草鞋を履き下田の弁天安太郎の所へ草鞋を脱ぐ。
- 弘化4年8月5日、甲州金川河原にて黒駒勝蔵と祐天仙之助の出入りで討ち死にした(流れ弾に当たり殺された)とされる。
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