山川修身
山川修身（やまかわ おさみ 本名・沈敬変 1920年-1997年）は日本のヤクザ、元愚連隊。元稲川会最高顧問、山川一家総長。
略歴
- 大正9年、東京・南千住に生まれる。
- 11歳の頃、浅草を根城とする不良少年の群れに身を投じ、家に寄り付かなくなった。一本気なきかんき気が伴淳三郎や清水金一などの浅草芸人にも愛され可愛がられたという。
- 感化院入などを経て、戦後、東京・蒲田に腰を据えると、愚連隊として頭角を露わした。
- 昭和24年、川崎へ移り、舎弟の数も30人から40人に増えていった。しばらくして隠退蔵物資の事件に絡んで逮捕され、懲役5年を受ける。刑期を終え、宇都宮刑務所を出所すると川崎に戻り、愚連隊の頭領として売り出していった。
- 川崎に一大勢力を築いていた山川修身にかねてより注目していた稲川会の牽引役だった大幹部との縁で愚連隊の足を洗い稲川会の一門となる。山川修身自身、稲川聖城に心酔していたという。
- 稲川会では鶴政会川崎支部長、理事長、最高顧問を歴任した。
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