鶴田丹蔵
鶴田丹蔵(つるた たんぞう 通称・難波ノ福、南福、難波の藤島 1837年-1914年)は明治の侠客、博徒。南福一家初代。
略歴
- 天保8年、難波村北之丁に生まれる。
- 難波新地の福松(難波の福)と呼ばれ、明治になってから鶴田丹蔵と名乗った。
丹蔵というのは元は父親の名。年寄名を襲名して藤島丹蔵とも名乗っていた。
- 大阪博徒の親分。大阪相撲協会の頭取をつとめた。
- 薬師一家二代目・仏米吉と兄弟分。
仏米吉の息子である小久一家初代・石本久吉の名付け親。
- 明石屋万吉こと小林佐兵衛、会津小鉄こと上坂仙吉、伝安こと守口弥三郎の弟分。
- 門下に後の九州の大親分・吉田磯吉や籠寅組初代・保良浅之助らがいた。
吉田磯吉と兄弟分とも。
- 大正3年9月22日または23日、病没。行年78歳。
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