金子政吉
金子政吉(かねこ まさきち、通称・佃政(つくまさ)、1857年 - 1934年3月9日)は明治の侠客、博徒。佃政一家初代。
略歴
- 安政4年(1857年)8月12日、京橋の佃島に生まれる。
- 佃政という通称は屋号で徳川家康の入府時に佃島に移住した人にのみ佃◯という屋号を名乗っている。
金子政吉は佃島でしじみを売っていた。
- 高橋文吉の子分となり、明治初期に佃政一家を興す。
- 生井一家五代目・井上吉五郎の客分という資料あり。同じく客分に内川勘次郎がおり、兄弟分となった。
- 兄弟分には生井一家の井上吉五郎、川越の平塚一家の内川勘次郎、落合円次郎らがいた。
- 跡目は佃繁こと三浦繁次郎が継ぐ。
- 昭和4年3月9日または昭和9年3月8日、死去。行年78歳。墓所は東京都杉並区和田堀の築地本願寺楼廟所。
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