児玉勤
児玉 勤(こだま つとむ、1924年生 - 没年未詳)は日本のヤクザ、香具師。霊岸島桝屋初代宇佐美分家多田六代目。全桝屋連合会会長。
略歴
- 山形県生まれ、東京向島育ち。
- 不良少年で、1944年(昭和19年)から国家総動員法違反等により府中刑務所に服役。
- 1946年(昭和21年)、大赦により出所後、児玉の愚連隊時代の若い衆や舎弟の多くが神田の桝屋・多田三代目菅佐原一家棚居組にゲソを付けていたことから、児玉は同じ菅佐原一家・市橋喜美司の若い衆となり、戦後の神田マーケットを中心に用心棒として喧嘩の日々を送る。
- 1967年(昭和42年)、市橋喜美司の引退に伴い、多田六代目を継承。以後、それまでのカスリ事を一切やめ、神農道に邁進した。
- 1975年(昭和50年)、全桝屋連合会会長に就任。組織の改革に着手した。
- 1985年(昭和60年)、全桝屋連合会の会長職を早川和夫に譲り最高顧問に就任。
- 趣味はスキーで、毎年冬になると2ヶ月以上雪山に籠もった。
- 五分の兄弟分に極東五代目・松山眞一など。
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