倭奈良組
七代目倭奈良組（やまとならぐみ）は大阪府に本拠を置く暴力団で、二代目宅見組の二次団体。
略歴
- 初代・吉川奈良吉は出身地の奈良から、青年時代に大阪に出て渡世入り。
- 南福一家十人衆・橋本政吉から独立し倭奈良組を結成。
- かつて大阪の老舗博徒組織として知られ、勢力を拡大し大阪の南一帯や現在の近鉄沿線の奈良に至る地域を縄張りとした。
- 二代目を石田郁三、三代目を橋本正男が継承。
- 1990年、三代目・橋本正男が引退、髙安輝雄が四代目を継承。
四代目体制発足直後の12月、倭奈良組は五代目山口組・倉本組に加入。
- 1998年9月、倉本組組長・倉本広文が死去。倉本組は分裂、貴広会傘下となる。
- 七代目・田中敦之は三代目倉本組で本部長などを歴任。
- 2015年10月、山口組の分裂騒動で、倉本組は六代目山口組か神戸山口組かの選択を迫られ態度を保留したため、三代目倉本組組長・河内敏之は六代目山口組から除籍される。
- 神戸山口組・二代目宅見組に移籍。
倭奈良組系譜
初 代 - 吉川奈良吉
二代目 - 石田郁三
三代目 - 橋本正男
四代目 - 髙安輝雄
五代目 - 池村隆司
六代目 - ?
七代目 - 田中敦之
七代目倭奈良組組織図
組 長 - 田中敦之（二代目宅見組若頭補佐）
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