伊東松五郎
伊東松五郎(いとう まつごろう、1846年-1920年)は幕末から明治の侠客、博徒。住吉一家初代。
略歴
- 1846年(弘化3年)1月28日、現在の東京都に伊東与兵衛の実子として生まれる。出生は弘化4年との説もあり。
- 明治初期の頃に東京芝浦一帯を拠点に住吉一家を興し、初代を名乗る。名称は出身地である東京市日本橋住吉町(現在の人形町)からつけられた。
- 通称は住吉町の旦那、住吉町の爺さん、住吉の梅等。
- 交流のあった講釈師の伊藤痴遊に「(伊藤の知る関東においては)博徒にして侠客たりしものは、私の知る限りにおいて住吉町の爺さんと四ツ目の上萬(藤江万吉)の外にない」と評された。
- 1918年(大正7年)、倉持直吉に住吉一家二代目を譲る。
- 1920年(大正9年)10月25日死去。享年75。大正10年夏死去の説あり。
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