大久保一家（松葉会）のバックアップ(No.65)

大久保一家

十二代目大久保一家（おおくぼいっか）は群馬県高崎市福島町742-11に本部を置く暴力団で、指定暴力団・松葉会の二次団体。旧称：北関東大久保一家。

江戸時代、上野国群馬郡駒寄村大久保（現在の群馬県北群馬郡吉岡町大久保）生まれの大久保代八が大久保一家を興した。大久保代八はもとは九州のある藩の家臣であり、浪人となって大久保に流れ着いたともされる。
大久保代八は上州博徒の元祖と言われ、大前田一家初代・大前田英五郎の父である大前田久五郎や生井一家初代・生井弥兵衛は大久保一家の貸元であった。
1784年3月28日、大久保代八は大々的な博徒狩りで捕らえられ死亡した。

金谷秀蔵が二代目を継承。
金谷団蔵が三代目を継承。
金谷粂蔵が四代目を継承。
金谷九兵衛が五代目を継承。
十代目牧野国泰の時代まで、二代目と三代目は名称が不明、四代目と五代目は代目継承が確認できず、四代目は中島栄作とされ、牧野国泰は八代目を名乗っていた。
後にこれらが判明し、大久保一家の系譜に二人が付け加わり、牧野国泰から跡目を継承した荻野義朗は十一代目を名乗るようになった。

1969年（昭和44年）1月、元関根組組長・関根賢は、松葉会群馬県支部長・牧野春夫（後の牧野国泰）を東京都向島の自宅に呼び出し、上州大久保一家十代目を継ぐように勧めた。
1970年、牧野国泰は中島豊吉から、上州大久保一家十代目を継承した。牧野国泰は上州大久保一家を北関東大久保一家に改称した。
1993年12月、牧野国泰が、松葉会六代目を継承。後に五代目に改められた。
同月、北関東大久保一家総長代行・荻野義朗が十一代目を継承。
2009年、荻野義朗が松葉会六代目を継承。
2013年、小池清一が北関東大久保一家十二代目を継承。
北関東大久保一家は大久保一家に改称した。
2021年11月28日、大久保一家本家において、総長・小池清一と、松葉会執行部理事・出羽家一家七代目総長・小田部正志の承認のもと、出羽家一家総長代行・前原光吉と、大久保一家渉外委員長・武井美喜也の「五分兄弟縁組盃儀式」が行われた。
取持人は大久保一家総長代行・三上昌一、奔走人を出羽家一家幹事長・川村祐一郎、検分役に大久保一家幹事長・中野証、媒酌人を大久保一家理事長・中野冬樹が務めた。

初　代 - 大久保代八こと田中代八
二代目 - 金谷秀蔵
三代目 - 金谷団蔵
四代目 - 金谷粂蔵
五代目 - 金谷九兵衛
六代目 - 大久保栄作こと中島栄作
七代目 - 中島常吉
八代目 - 中島安五郎
九代目 - 中島豊吉
十代目 - 牧野国泰
 十一代目 - 荻野義朗
十二代目 - 小池清一

総　長 - 小池清一（松葉会幹事長）
総長代行 - 三上昌一（松葉会理事長補佐、荻野連合四代目会長）
特別相談役 - 星野節也（松葉会相談役、水沢貸元・観音二代目）
特別相談役 - 中島勝（松葉会相談役、渋川北貸元・牧野四代目）
理事長 - 中野冬樹（松葉会役員補佐・中之条貸元・五町田七代目）
幹事長 - 中野証（松葉会執行部副会長、伊香保貸元・中野組組長）
本部長 - 野村喜好（松葉会副会長、渋川南貸元・野村組組長）
渉外委員長 - 茂木慶吾（東松山貸元・伴内五代目）
慶弔委員長 - 緒方武（小野上貸元・緒方組組長）
組織委員長 - 田村均（北毛地区区長・水上貸元・田村組組長）
総長室室長 - 小出清一（小池二代目）
本家局長 - 内田慎吾（内田総業組長）
執行部 - 武井美喜也（草津貸元・嬬恋三代目）
執行部 - 島方弘文（高崎地区区長・榛名貸元・島方組組長）
執行部補佐 - 茂木克敏
執行部補佐 - 渡邉直樹
総長付 - 田中辰
本家責任者 - 入澤稔

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