後藤一男のバックアップ(No.2)

後藤一男

後藤一男（ごとうかずお）は日本の元ヤクザ。指定暴力団・六代目山口組・四代目山健組舎弟頭。五代目多三郎一家総長。

略歴

二代目中京浅野会・近藤組若頭を経て、近藤組・近藤昭組長の引退に伴い、二代目近藤組と五代目多三郎一家を継承。
昭和50年代半ばから後半にかけて勃発した瀬戸一家・侠神会との抗争「中京戦争」のきっかけとなった事件で、相手側に死者1名を出し、長期服役を余儀なくされる。
出所した平成10年頃には、名古屋の中京五社会（導友会・運命共同会・平野屋一家・稲葉地一家・瀬戸一家）は瓦解し、所属していた運命共同会の平井一家は、弘道会入りし（のちに六代目山口組直系の二次団体）、鉄心会は稲川会入り、浅野会は弘道会入りだったが、後藤一男が当時、三代目山健組?本部長であった片岡組組長と兄弟分であった関係で、三代目山健組?入りする。
浅野会を割って三代目山健組?に加入した際の勢力は、当時の浅野会全体の過半数以上だったといわれる。
以後、組織名を昭和51年に襲名した「五代目多三郎一家」を名乗る。
山健組?は三代目・桑田兼吉から四代目・井上邦雄に代替わりし、後藤一男は四代目山健組舎弟頭に就いていたが、当時収監中の六代目山口組組長・司忍に替わり、指揮をとっていた山口組若頭・髙山清司を公然と批判していた。
2007年5月、山口組内部での体裁を守るため、四代目山健組?・健國会組員に制裁目的で刺殺された。

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