不流一家
不流一家(ふりゅういっか)は宮城県石巻市に本拠を置いた的屋系暴力団。
略歴
- 膏薬売りから発祥したとされる。不流三左衛門が膏薬を売り出すにあたり不流膏と名付けたことによる。
- 現在の群馬県高崎市近郊が発祥。初代不流三左衛門は元禄期には上州一円を支配した。
- 四代目不流三左衛門の頃、それまで110か村を一手持ちに支配していたが、縄張りを10手に分け自らは56か村の帳元となった。この時帳元分けで伊勢崎町付近は銭屋七郎兵衛が任されていた。
- 七代目不流三左衛門は上州一円に縄張りを持ったが、明治初年に没し寄居舛屋に縄張りを譲り、以来上州は寄居一家の縄張りとなったとされる。
- 石巻の不流平太郎は金太郎の息子で、仮設興行の大親分であった。金太郎は明治維新の前から東北に縄張りを持ち仮設興行を一手に引き受けていた。
- 1986年、東北神農同志会に加盟。
- 山口組・山健組・奥州松前屋の傘下になっていた。
系譜
不流三左衛門(初代)?
不流三左衛門(二代目)?
不流三左衛門(三代目)?
不流三左衛門(四代目)?
不流三左衛門(五代目)?
不流三左衛門(六代目)
不流三左衛門(七代目)
不流一家
初 代 - 不流三左衛門
二代目 - 不流平太郎
三代目 - 不流満州男
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