高橋文吉
高橋文吉（たかはし ぶんきち、通称・石定、高橋定吉とも）は幕末から明治の侠客、博徒。佃政一家祖。
略歴
- 天保14年、石材商の高橋三四郎の伜で京橋水谷町の生まれ。
- 茅場町に大賭場を開き、関東一の侠名をうたわれた大親分。
- 佃政一家初代・金子政吉の親分。他に配下に古賀吉喜太郎がいた。
- 晩年には京橋采女町に住んだ。
- 男の子が無く、妻も晩年は娘の嫁ぎ先の川合家に同居。墓は川合家でお守している。
- 明治34年1月5日歿。行年58歳。墓所は東京都台東区寿町の本法寺。
- 高橋文吉の墓は、初めは立派な墓だったが関東大震災で焼け、二基目の墓も子分の金子政吉が大きな墓を建てたが、これも戦災で焼けた。
現在ある墓は文吉親分の孫娘が建てた。
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