森 石松

森 石松（もりの いしまつ、森の石松とも、生年月日不明 - 1860年7月18日（万延元年6月1日））は幕末の侠客、博徒。実在しなかった人物ともいわれる。清水次郎長の子分。

略歴

出身地は三州半原村（愛知県新城市富岡）とも遠州森町村（静岡県周智郡森町）とも伝えられるが定かでない。
病で妻に先立たれたばかりの次郎長と共に宿敵を討ち果たし、親分の御礼参りの代参で金刀比羅宮へ出掛けた帰路、方々から預かっていた次郎長への香典を狙った侠客の都田吉兵衛（都田は後の静岡県浜松市北区都田）に、遠州中郡（後の静岡県浜松市浜北区小松と思われる）にて騙し討ちに遭い、斬られて死亡した。吉兵衛は翌1861年（万延2年）、次郎長によって討ち果たされる。

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