千葉一弘
千葉一弘(ちば かずひろ・1932年生まれ)は日本のヤクザ。住吉会常任相談役、石井会相談役。元東興業幹部。
略歴
- 元安藤組・東興業幹部であり、千葉の管轄は赤坂と渋谷である。
- 元安藤組・東興業専務・志賀日出也の舎弟。
- 借金の踏み倒し・白木屋乗っ取り事件・東洋郵船社長でもあり・ホテルニュージャパン大火災でも有名な横井秀樹を、制裁目的で拳銃を用い襲撃事件の実行犯である千葉一弘は、志賀の舎弟であり、後に千葉は住吉連合常任相談役となる大幹部である。
横井秀樹襲撃事件
- 1958年6月11日同日午後7時10分、安藤組赤坂支部・千葉一弘(後の住吉連合会住吉一家石井会相談役 当時25歳)が、東洋郵船本社の社長室に押し入り、横井をFN ブローニングM1910で1発銃撃した。横井は右腕から左肺と肝臓右を貫通し右わき腹に達する銃弾を受け、意識不明の重体に陥ったがかろうじて一命は取り留めた。その手術の際、撃ち込まれた弾丸は取り出すことができなかった。千葉は逃走。警視庁は横井に対する恐喝容疑で安藤昇を全国指名手配した。余談になるが、安藤を一時的に匿っていたのが某大手プロダクション所属の有名女優であった事は有名な話である。
- 1958年6月16日夕方、安藤組大幹部・花形敬(当時28歳)にも逮捕状が出され、神宮外苑で逮捕された。同年7月15日に、安藤昇と安藤組大幹部・島田宏?が神奈川県葉山町の別荘で、7月22日に、千葉一弘と東興業専務・志賀日出也が山梨県内で、それぞれ逮捕された。7月23日、安藤組・小笠原郁夫?が自首。北海道旭川市内で、安藤組大幹部・花田瑛一?も逮捕された。右翼の佐郷屋留雄?は横井英樹を説得し、「減刑嘆願書」を取り付けた。
- 同年12月25日、東京地裁にて安藤昇は懲役8年、志賀日出也は懲役7年、千葉一弘は懲役6年、島田宏?は懲役2年、花形敬は懲役1年6か月、花田瑛一?は懲役1年6か月、小笠原郁夫?は懲役1年の実刑判決を受けた。安藤は中野分類刑務所に、志賀と島田は胸部疾患のため八王子医療刑務所に、花形は宇都宮刑務所に、花田は網走刑務所に収監された。警視庁ではこの事件を教訓として、同年11月、警視庁刑事部に暴力団捜査の専務課である捜査第4課(現:組織犯罪対策部組織犯罪対策第4課)が設置された。
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