塚越喜一郎
塚越喜一郎（つかごし きいちろう・通称 短気の喜一）は日本のヤクザ。住吉連合・矢畑一家三代目総長。
略歴
- 茨城県結城郡山川村出身。
- 16歳でヤクザの道に入った。非常に短気な性格であったという。周辺一家との共存、住吉連合系に加盟し近代化を薦めた人物である。
- 実兄が地元では宮大工をしており、腕前は一流であったという。
- 資料によると組織系譜では川名子金太郎が三代目となっており、継承順を整理し三代目とした。どうも川名子が事実上の継承者が決まるまで一時的な代貸であった可能性が有力説である。但しその理由を述べている資料が現存していない。
- 矢畑一家を継承してから隣町の大島一家や隣県の栃木一家初代・小松澤繁、栃木県足利市光京一家初代・大町利市のと親交を深め、後に住吉連合に加盟している。塚越から観るとヤクザ渡世では小松澤や大町は先輩筋であり、しかし組織としては矢畑一家創設は江戸時代幕末から明治時代の為、当時の住吉連合系北関東勢では歴史が古い老舗である事が窺える。
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