中村利宣
中村利宣（なかむら としのぶ）は日本のヤクザ。指定暴力団・住吉会常任顧問、中村会会長。
略歴
- 1950年頃、抗争事件で長期服役しており、出所してから破竹の勢いで多数の舎弟や若衆を引き連れ浅草に事務所を構え、中村会を発足させた。戦後の荒くれ者が多い中、暴力に勝るものは無く暴力性と人望にて300人近いグループを形成していた。終戦後とはいえそれでも関東圏内では大きい組織である。
- 同じ浅草の家根弥一家七代目総長・村山洋二と共に、浜本兄弟会会長であり、後の住吉会最高顧問である浜本政吉の舎弟であった。
- 中村自身が祭りごとが好きで、浅草商店街や自治体の承認を得て法被を作り、三社祭では中村の字を染められた法被は有名である。また中村が死去した以降も継承されて、今ではSNSで拡散され、祭りの数十日前になると世界中の人々が浅草に押し寄せ、「是非中村の法被を着させて欲しい」とお願いされる程である。信じられないかもしれないが紛れもない事実である。
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