紘龍一家のバックアップ(No.83)

紘龍一家

三代目紘龍一家（こうりゅういっか）は福島県郡山市中町17-4 オフィス中町ビルディングに本部を置く暴力団で、指定暴力団・稲川会の二次団体。

略歴

1973年、寄居田中宗家連合本家と住吉連合の間で、最高幹部同士の五分兄弟盃が交わされた。寄居からは森田信一、田中銀次郎?、峰久雄?の3人、住吉連合からは福原陸三、小松澤繁、大町年市?の3人の計6人。
1989年、福島県郡山市に本拠を持つ寄居真会は、博徒への路線変更を決定。寄居真会は住吉連合会への加入を希望した。
同年5月、住吉連合会本部長・小林楠扶は、寄居真会会長に舎弟盃を与えた。その後、寄居真会は、稲川会に接近。小林楠扶は「寄居真会が稲川会に入る」との情報を入手し拳銃を用いた大規模な抗争に突入した。
1989年9月30日午前11時すぎ、東京都千代田区飯田橋のホテルグランドパレスのロビーで、住吉連合会・小林会組員が、寄居真会・東北寄居連合会会長を銃撃し、両足大腿部貫通の重傷を負わせた。
同日午前11時15分頃、小林会組員中川成城が郡山市の寄居真会の本部事務所に入り、寄居真会組員の右足に重傷を負わせた。その後中川は約1時間、寄居真会の本部事務所を占拠した。
同日夜、住吉連合会と寄居一家が和解交渉を行い「寄居一家は寄居真会を解散させ、寄居真会会長は絶縁」という条件で抗争終結させ和解した。
1990年、寄居田中宗家連合真会が稲川会に加入し、手打ち条件の為に寄居真会を解散させた。
組織名称を紘龍一家と改め、初代を遠藤貴嗣が名乗り、稲川会三代目会長の稲川裕紘から親子盃を受け、後に稲川会常任相談役となる。
秋山進が二代目を継承して稲川会直参に昇格。
2022年12月27日、秋山進が持病の悪化により死去し、長らく三代目候補を協議していたが、稲川会六代目会長・内堀和也の承認を受け、橋本倖の三代目継承が決定した。
2024年10月23日、稲川会館で紘龍一家の継承盃式が執り行われ、稲川会理事長補佐・初代裕統一家総長・小林勝彦が霊代を務め、橋本倖が紘龍一家の三代目を継承した。
同年11月2日、紘龍一家本部にて三代目・橋本倖と、舎弟6人、親子縁組14人の盃直しの儀式が挙行された。

系譜

寄居一家田中二代目高島分家高瀬

初　代 - 高瀬真男
二代目 - 花田勝良

高瀬会

寄居真会

初　代 - 高瀬真男（寄居一家田中二代目高島分家）
二代目 - 佐藤信一（寄居一家田中三代目）
三代目 - 小松久男（寄居一家田中二代目高島分家）

紘龍一家

初　代 - 遠藤貴嗣（稲川会常任相談役）
二代目 - 秋山進（稲川会直参）
三代目 - 橋本倖

紘龍一家組織図

総長

橋本倖（稲川会会長付）

最高幹部

代　行 - 立花次男（稲川会直参）
顧　問 - 八巻新一（稲川会直参）
組織委員長 - 菅野哲也（稲川会代表理事・菅野組組長）
運営委員長 - 櫻中正彦 (稲川会代表理事・櫻中組組長)
舎　弟 - 佐久間光男（稲川会代表理事・佐久間（光）組組長）
代行補佐 - 宍戸利夫 (稲川会代表理事・新誠興業組長）

理事

事務局長 - 小平晃 (稲川会理事)
本部長 - 佐藤正光（稲川会理事・藤光組組長）
渉外委員長 - 鴫原範幸（稲川会理事・鴫原組組長）
慶弔委員長 - 有我紘彦（稲川会理事）
総長室長 - 鈴木貴 (稲川会理事)
根本亮一（稲川会理事・根本組組長）- 勾留中
佐久間宏明

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紘龍一家

略歴

系譜

寄居一家田中二代目高島分家高瀬

高瀬会

寄居真会

紘龍一家

紘龍一家組織図

総長

最高幹部

理事

相談役

執行部

幹部

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