西海富次郎
西海富次郎(さいかい とみじろう、さいかいの とみじろう、 - 1918年)は幕末から明治の侠客、香具師。西海家祖。横浜西海家初代。
略歴
- 長崎県西海町の出身で、明治中頃に名古屋の膏薬屋一家の一門となり、そこから横浜へ移って的屋組織の横浜西海家を興した。
- 知人の保証人となったことから多額の借金を負い、これにより横浜西海家は登内重輔に譲って、自身は仙台に移り住み奥州西海家を興した。
- その後、仙台で横田末吉と出会った。
- 大正7年(1918年)没。行年59歳。墓所は宮城町葛岡霊園内の妙心院墓地。
墓には天野正義なる人物が共に眠り、以下人物の刻名がある。世話人・徳間榮太郎、世話人・星野幸右衛門、世話人・西本豊松、世話人・村瀬伊七、特志者・伊勢川久吉、横浜市・二代目・登内重吉、横浜市・石川才一郎、横浜市・鬼頭銀蔵、仙台市・渡辺喜太郎、仙台市・末永𣳾吉、仙台市・近江源太郎、仙台市・西海家内・中谷弥之助、仙台市・西海家内・山田重三郎、仙台市・西海家内・安見省一郎、仙台市・西海家内・横田末吉、仙台市・西海家内・沼倉松吉、仙台市・西海家内・瀧本多一郎
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