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#author("2023-06-28T23:55:04+09:00","","")
* 天野稲次郎 [#r17562d1]
&size(16){''天野稲次郎''(本名・天野良蔵)は幕末から明治の侠客。[[伊勢紙谷一家>紙谷一家(弘道会)]]二代目。[[三河紙谷一家]]初代。};
** 略歴 [#h9a347c8]
-愛知県西尾市寺津の人。
-天保11年(1840)8月13日生。
-父は幡豆郡寺津村の有力な半稼師であった。
-父の妾と通じて怒りを買い、父は[[神谷米太郎]]に殺害を依頼するが、米太郎に見込まれ命を助けられ、伊勢に逃げた。
-天野稲次郎と称し伊勢を抑え、伊賀国まで勢力を伸ばした。
-恩人[[神谷米太郎]]を伊勢に迎え、米太郎を初代として[[神谷一家>紙谷一家]]を興した。
-明治28年、米太郎没し、その後二代目を継いだ。
-明治35年頃、名倉善五郎に跡目を譲って引退。故郷の寺津村に帰住した。
-明治35年頃、[[名倉善五郎]]に跡目を譲って引退。故郷の寺津村に帰住した。
-寺津村でも勢力を有し、[[三河神谷一家>紙谷一家]]を興した。
-[[吉良一家]]四代目・鈴木庄三郎を舎弟とし、[[形原一家]]三代目・[[市川与四郎]]と兄弟分であった。
-[[清水次郎長]]の香典帳に、金弐拾円天野稲次郎とある。
-[[清水次郎長]]子分・豊田京次郎の子孫が所蔵の旅人帳に三重県伊勢国松坂町・米太郎一家稲次郎内角太郎十二月十一日御伺とある。
-明治38年11月12日歿。行年65歳。墓所は愛知県西尾市寺津町の養国寺。松阪市の篠田山墓地内・法久寺墓地に分骨墓があり、墓石左側面に紙谷二代通称天野稲次郎、紙谷三代施主名倉善五郎と刻んである。
-明治38年11月12日歿。行年65歳。墓所は愛知県西尾市寺津町の養国寺。松阪市の篠田山墓地内・法久寺墓地に分骨墓があり、墓石左側面に紙谷二代通称天野稲次郎、紙谷三代施主[[名倉善五郎]]と刻んである。
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IP:118.105.137.72 TIME:"2023-06-28 (水) 23:55:04" REFERER:"https://www.yakuza.wiki/?cmd=edit&page=%E5%A4%A9%E9%87%8E%E7%A8%B2%E6%AC%A1%E9%83%8E" USER_AGENT:"Mozilla/5.0 (Linux; Android 10; K) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/114.0.0.0 Mobile Safari/537.36"

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