関東松田組
関東松田組（かんとうまつだぐみ）は東京都新橋に本拠を置いた的屋系暴力団。
略歴
- カッパの松と呼ばれた松田義一が愚連隊関東松田組を結成。第二次世界大戦後に荒廃した新橋一帯の青空市場（闇市）を仕切る暴力団に成長、一時は身内3000人ともいわれる勢力を誇った。
- 1945年暮れ、名門的屋・松坂屋五代目を継承した。一介の愚連隊から的屋社会の公認の存在となった。松田の愚連隊流のはねっ返りを封じたいとする親分衆と、親分衆に公認されたいという松田との双方の思惑が一致した結果の所産であった。
- 1946年、松田義一が殺害された（渋谷事件）。妻である松田芳子が女組長として松田組を引き継いだ。しかし引き続き行われた第三国人との激しい武力抗争、闇市を商店街化させた新生マーケットの焼失など組の基盤を揺るがす出来事が続いたため、松田芳子は1947年7月16日、40人の直属を集めてカタギに戻る宣誓式を行った。
系譜
初 代 - 松田義一（松坂屋五代目）
二代目 - 松田芳子
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