石井福造

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石井福造（いしいふくぞう 1928年-2011年5月9日）は日本のヤクザ。元指定暴力団・住吉会常任相談役、住吉一家・石井会会長。

昭和3年生まれ・東京都世田谷区出身（渋谷区の説あり）特に裕福な家庭で育った訳でもなく、父親が当時の軍国主義な厳しい躾の影響から中学1年生の頃から硬派な道に進んで行き、安藤昇との接点もこの頃からである。
会長の石井は国士館番長であり、当時から東興業の安藤とも濃い交友もある。特に石井の2歳下で、国士館番長の座を争った花形敬や千葉一弘との逸話は有名な話であり、一時東興業に加入し、後に石井は純粋な住吉一家系のヤクザとなっている。
石井福造が不動産管理業「福伸産業」を設立し代表取締役に就任。当時、渋谷区円山町のラブホテル「Ｌ」（エル）の土地建物を所有し管理していた。
学生時代から二率会渋谷・世田谷方面の貸元や落合一家六代目総長の高橋岩太郎との接点が強く、当時は渋谷区に本部を置き活動していた地代も、若い衆150人を率いた石井に対しては不要であった。周囲が石井を認めていた証拠である。
石井福造は、本田靖春の『疵』というノンフィクション作品にも登場する有名なヤクザである。
石井は83歳で永眠し、先輩筋の安藤昇は、この4年後に永眠した。

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