早川助重
早川助重は明治の侠客、博徒。清水一家貸元。
略歴
- 山梨県甲府市の人。
- 安政2年(1855年)9月、東八代郡豊富村に生まれる。
- 小井川村の三井仙一の子分となり、数年後甲府市に移る。
- 大正10年頃、国粋会山梨県本部長となる。
- 兄貴分には阿幸地一家二代目・岩見長太郎がおり、舎弟分には岩淵の田辺高之助がいる。
- 三井仙一碑に早川助重建之。小常こと松岡常吉墓に建碑総代早川助重とある。
- 清水次郎長香典帳に金拾円都留郡矢村・藤巻喜助?、中巨マ小井川・早川助重、甲府連尺二・佐々木勘吉?、清水次郎長十七回忌帳に金弐拾円甲府連雀町・早川助重、おてふ香典帳に金拾円甲府早川助重、上ヶ土与市香典帳に金五円甲府早川助重、川越鶴川寛次郎香典帳に金五円甲府早川助重とある。
- 昭和5年3月24日歿。行年75歳。墓所は山梨県東八代郡豊富村関原の慈運院。
- 子孫は東京で土建業をしている。
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